企業を支える力になります～成田商工会議所～

　池江選手が白血病発病を公表してから、骨髄バンクに関心が高まっております。
　国内では、毎年新たに約1万人の方が白血病などの血液疾患を発症しており、毎年約2,000人以上の方が骨髄バンクを介してドナーを探しています。
　しかし、実際に移植を受けることができる方は約6割です。その理由の一つが、ドナーが提供する場合、骨髄提供では3泊4日程度の入院、末梢血幹細胞提供では5泊6日程度の入院と、その前後の通院を含めると約10日程度必要となり、会社員等の、仕事をしているドナーは、なかなか休めないことです。15年実績では候補者のうち、健康理由以外では43％の方が都合つかずで移植に至っておりません。
　つきましては、県内の企業において、一人でも多くの患者さんが骨髄・末梢血幹細胞移植を受けられるよう、年次休暇とは別の休暇制度を導入頂き、ドナーの支援を是非ともお願いいたします。

 

【 千葉県におけるドナー支援制度の概要 】

[ 実施主体 ]　市町村
[ 補助対象 ]　①骨髄を提供したドナー　②従業員にドナー休暇を与えた事業所等
[ 上限額　 ]　①に対し　入院1日当たり 20,000円（7日間を上限とする）
  　　　　  　②に対し　入院1日当たり 10,000円（7日間を上限とする）
注）各市町村で内容が若干異なります。詳しくは下記薬務課HPをご参照ください。

 

■千葉県健康福祉部薬務課　「骨髄移植ドナー休暇制度の整備について」
https://www.pref.chiba.lg.jp/yakumu/kotuzui/kyuukaseido.html

■千葉県健康福祉部薬務課　「骨髄移植におけるドナー支援事業について」
https://www.pref.chiba.lg.jp/yakumu/kotuzui/donasienzigyou.html

■日本骨髄バンク
https://www.jmdp.or.jp/